レーシック手術


 コンタクトをしていると角膜表面の形状が変わってしまうため、レーシック手術の3日前からはコンタクトができない。またもや眼鏡生活になってしまった。視界が狭く、物が小さく見えて辛いのが一番不便だが、それ以外にも実はお化粧する時に困るのだった。裸眼では鏡が良く見えないので、下地のあと眼鏡をかけて鏡を見て、ファンデの後また眼鏡をかけて鏡を見てと、いちいち眼鏡をかけて確認しながらでないと進まないし、ブラシやペンシルに至っては、見えないので鏡に近づき過ぎてぶつかってしまう。朝の支度が普段の倍くらいかかってしまう。
 何とか3日間を乗り切って、レーシック手術前日の最終検査で、特に問題がなかったので翌日手術と決まった。
 とうとうレーシック手術を受ける当日がやってきた。前日クリニックから徒歩圏内のホテルに泊まって、予約の時間にクリニックへ向かった。すっぴんなので、うつむき加減でそそくさと歩く。
 受付をし荷物をロッカーに預けると、「気持ちが落ち着く薬、飲みますか?」と言われて、ホリゾンを1錠もらって飲んだ。
 何となく落ち着かない気持ちで待合室で待っていたが、一人当たりの手術の時間は15分程度のごく短時間なので、どんどん患者さんが手術室から出てくる。あっという間に私の順番になった。
 手術着に着替え手術帽を被って、手術台に上がった。目の周りに覆い布をかけ、消毒液で消毒する。点眼麻酔をかけて、まず右目から開瞼器を使ってまぶたを開いた状態で固定する。手術自体は痛くも何ともなかったのだが、この開瞼器は、もうこれ以上無理!位に目を開くので、いかに瞼裂の大きな私でも辛かった。目の小さい人は、もっと辛いんじゃないだろうか?と、余計なおせっかいな私だった。
 データの入力ミスなどを避けるためか、検査の機械から転送したデータがカードキーに入っているらしく、患者個人のカードキーを入れないと機械が作動しないらしい。
 準備ができたら、まずはマイクロトームでフラップを作ることから始まる。まっすぐ前を見ていて下さいね〜と言われて、目の前を何かぼんやりした物が一往復したら、「はい、フラップきれいにできましたよ〜」と先生の声がした。何にも感じないけど、もう終わりらしい。次はいよいよレーザー照射だ。「赤い点が見えますから、しっかり見ていてい下さいね。ちょっと位目が動いてしまっても、トラッキング機能が付いているし、あまり角膜の位置がずれたらレーザー照射が自動的に止まりますから心配ありませんけどね。」と言われた。すごいハイテクだ…
 強度近視だとレーシック手術によって削る角膜の量が多いので、手術時間は長くなる。ぱちぱちという音を聞きながら、ぼんやり見える赤い点を一生懸命見ていたら、何だか焦げ臭い匂いが漂ってきた。エキシマレーザーは熱を発生しないらしいが、焦げる匂いはするんだなあと思っていたら、「はい、終わりましたよ。なかなか上手な患者さんでしたよ。」と言われて、同じように左側の手術も終わった。看護婦さんに助けられながら手術室を出たが、その時点でもう視界が少し曇っているけどちゃんと5m位先まで焦点があっているのが分かった。
マンション光ファイバー
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